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お金の現状を把握する方法

こんにちは 人生お役立ちブログの寺前です。

 

さて、前回はAさん、Bさんの教育費についての会話を例にしたお話をしました。

その中で今後の人生設計をするためには、今の仕事を頑張るにしろ、副業や投資に取り組みにしろ、まずはお金の現状を把握することの大切さをお伝えしました。

前回記事↓

lifefinance.hatenablog.com

ではどのようにして把握するのか。今回はここを掘り下げていきます。

現状を把握するために必要な情報は大きく3つあります。

1つ目は、現在の収入

2つ目は、現在の貯蓄

3つ目は、現在の支出

以上3つです。

 

【収入】と【貯蓄】についてはそれほど難しくありませんね。

【収入】については、企業にお勤めの場合は、毎月口座に振り込まれる金額が一定である場合が多く、額も把握しやすいですね。

【貯蓄】についても、銀行に預けている場合は通帳を見ればすぐにわかるでしょう。

 

問題は【支出】についてです。

支出については、単に月毎に通帳から引き出した金額、というだけでは不十分です。

何故なら引き出した全体金額だけでは、それが「消費」なのか「投資」なのか、それとも「浪費」なのかが分からないためです。

この支出の種類についての細かい説明は、また別の機会にしますが、まずは

【1月毎に何にいくらのお金を使っているのか】を書き出してみてください。

 

書き出すときのコツですが、1円、10円単位までの計算ではなく、ある程度ザックリで構いません。特に食費などの生活費は日によって変動しやすいので、「大体平均取ると1食辺り○○円だから×3食×30日で〇〇円だな」くらいで十分です。

必要なのは決算報告書のような完璧な数字ではなく、自分自身での現状把握です。

項目については、下記を参照にプラスで必要な項目があれば追加してください。

なお、項目についても細かすぎる(食費を野菜とお肉に分けたりなど←以前いらっしゃいました。)ものは必要ありません。

項目事例↓

 ・家賃(月収3/1以下が目安、管理費、共益費、駐車代などを含む)
・食費(仮に1食500円なら×3食×30日で45,000円)
・光熱費(電気&ガス、最近はオール電化、オールガスなどで一体化したものも)
・水道料金(3,000円程度が多い)
・交通費(定期代、ガソリン、電車、バス)
・交際費(吞み会、ご祝儀、交流会、デート)

・自己投資(資格、勉強会、セミナー、自己啓発、ジム)
・通信費(スマホ、パソコン、Wi-Fi)
・衣料費(スーツや私服、アクセサリ、バッグ、女性は化粧品も)
・医療費(風邪などの病気、スポーツによる怪我、通院費も)
・日用品(洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなど)
・保険代(車、生命、火災など)
・税金(建物所有の場合は固定資産税など)
・遊び(趣味、道具代、月会費など)
・ローン返済(住宅、車、その他)
・教育&介護費(学校、塾、習い事、有料老人ホームなど)

社会保険料所得税など(企業にお勤めの場合は天引き) 

などなどです。

 

各項目について、自分はどの程度支出があるのかを把握してもらい、収入と貯蓄の数字と合わせて、現状を確認してみてくださいね。

 

次回は現状を把握した次のステップについてお話させて頂きます。

それでは!