行動を促すリスクヘッジ
こんにちは人生お役立ちブログの寺前です。
今回はリスクヘッジのお話しです。
【リスクヘッジとは】
リスクヘッジとはリスク回避の意味です。イメージしやすいのは保険。保険は病気やケ
ガなどに伴う金銭債務(治療費の支払い)のリスクを回避するためのものです。
人は生きている限り大小様々なリスクに囲まれているため、これらに対する備えが必要
です。
【リスクヘッジは行動の妨げになるか?】
リスクヘッジは行動の妨げになると言われることがあります。
例えば起業や不動産投資、株式投資を始める場合、様々なリスクが脳裏をよぎります。
細かい説明は省きますがこの時に考えるリスクは【行動することによって失敗するリス
ク】に集約されます。
そして行動に伴うリスクを回避する一番簡単な方法は『行動しないこと』です。
そのため、「リスクヘッジばかりしていると行動できない」と言われてしまう訳です。
でも本当にそうでしょうか。
【リスクには2種類ある】
リスクには2種類あります。
①行動する事に伴うリスク
②行動しない事に伴うリスク
上記で『行動できない』とされていたのは①に対するリスクヘッジです。
【行動を促すリスクヘッジ】
前述の通り
『①行動する事に伴うリスク』に対する一番簡単なリスクヘッジは『行動し
ないこと』です。確かにこれだけだと行動量は減ってしまいそうですね。
では『②行動しない事に伴うリスク』に対するリスクヘッジはどうでしょうか。
行動しない事に伴うリスクとは例えば
・起業しないために、やりがいある仕事ができなくなるリスク
・投資をしないために、将来の経済基盤が不安定になるリスク
・挑戦をしないために、他者と代わり映えしない人生となるリスク
などです。これらに対するリスクヘッジは①と違い『行動すること』です。
【大切なのは比較すること】
① に対するリスクヘッジだけだと『危ないから行動しない』
② に対するリスクヘッジだけだと『嫌だから行動する』
に終始します。でも世の中行動してもしなくてもリスクはあるものです。
大切なのはこの2つを比較することです。
行動するリスクが8、行動しないリスクが2であれば何もしない方がいいかもしれませ
ん。
でもこれが4対6の場合は、行動しない、何もしない方が高リスクとなります。
つまりこの場合リスクヘッジが行動に繋がるわけです。
今まで『危ないから行動しない』だけで終始していた方は是非『行動しない事に伴うリ
スク』も考えてみてくださいね。
次の一歩があなたにとって最適な行動になれば幸いです。
寺前