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お金の現状を把握した次は目標を設定、数値化する

こんにちは、人生お役立ちブログの寺前です。
さて、前回は『お金の現状を把握する方法』について書きました。
前回記事↓

lifefinance.hatenablog.com


その中で、現状を把握するためにはまず【収入】【貯蓄】【支出】の3つの数字が必要であり、項目の事例を交えてどのように数字を出すのかお伝えしました。
今回は、現状を把握した次のステップとして【目標の設定】についてお話します。

さて早速ですが、みなさんは将来の目標(若しくは夢)について聞かれた際どのように答えますか?

「お金持ちになって豪邸に住みたい!」

「世界中を旅行してまわりたい!」

自分だけでなく家族についてはどうですか?

「子供には自由な教育を受けさせてあげたい!」

「家族や両親を毎年旅行に連れていってあげたい!」

いかがでしょうか。何か思い浮かびましたか?

思い浮かんだ場合は大いに結構です。「今は思いつかないな・・・」という方は是非一度時間を取って考えて頂きたいです。

考えて頂きましたか?では次の質問です。

その目標(若しくは夢)は、具体的な数字や金額に表わすことはできますか?

・・・・・え?と思われた方はぜひ読み進めて頂ければと思います。

具体的な数字とは、その目標を達成するための数字です。先程の「お金持ちになって豪邸住みたい」というのは、一見立派な目標に見えますが、実際のところこれだけではただの願望に過ぎず達成は難しいと言えます。

なぜか?理由は【目標が抽象的過ぎる】からです。

お金持ちとは、具体的にいくらあれば「お金持ち」なんでしょう?

1億ですか?10億ですか?それは銀行預金のことですか?それとも年収ですか?

同じように、豪邸とはどんな家ですか?

高層マンション?庭付き一戸建て?それはどこにありますか?都心?郊外?

他に挙げた事例も同じです。世界旅行にはいくら必要なんですか?子供の教育費はいくら?ご両親の旅行は国内?海外?それぞれいくら?

なぜこんなことを聞くかというと、目標が具体的かつ明確でないと、「現在に比べて、何がどの程度足りないのかがわからない」からです。

足りない物がわからなければ、何を準備すればいいのか、どんな行動をすればいいのか、わかるはずもありません。

これはゴールまでの距離がわからないマラソンに参加するようなものです。

距離が分からなければペース配分のしようがありません。

ではどうすればいいのか。それは前回「お金の現状を把握する方法」にて書き出してもらった項目事例に「将来の数字」を書き込んでいくことです。

目標を達成しているあなたの生活はどんなものですか?

例えば10年後、20年後は今と同じものを食べてますか?より健康に良い、良いものを食べてるのであれば食費は上がりますね。住んでいるところはどこですか?賃貸であれば家賃はどの程度でしょうか。毎年の家族旅行が目標であるならば、その項目を追加しましょう。その上でひと月分に割り返した時の金額を書き込みましょう。

これらはかなり手間のかかる作業です。しかし、具体的に数字に置き換えることで、ぼんやりとした目標がリアルな数字として見えてきます。

目標の設定と数字化ぜひ取り組んでみてくださいね。

次回は、現状と目標の数字の使い方についてお話します。

それでは!