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保険のこと 本当に分かって入ってますか?改めて考える保険のお話し

こんにちは人生お役立ちブログの寺前です。今回は保険についてお話します。

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混同が多いので最初に注意書き※保険金→貰うお金※保険料→支払うお金

社会人になると保険と接する機会も自然と増えてきます。

あなたの周り人はどうですか?思い浮かべてみてください「そういえばあの人、〇〇保険に入ってたな、、」ということありませんか?もしかすると、あなた自身すでに何らかの保険に加入中かもしれませんね。

実際保険に加入している人は多いです。例えば日本の生命保険は約80%(20歳以上の男女とも)の加入率と言われています。(生命保険文化センター調べ)

それだけ「もしも」の場合に備えている方が多いという事ですね。

ここで話が終われば、みんな備えてる、みんな素晴らしいでお話し終了なんですが、ここからが本題です(笑)。

でも、本当に保険のこと分かって入ってますか?

保険と一口に言っても、生命保険、医療保険、損害保険の3分野あり、この中に火災保険やら自動車保険やら細かい保険がたくさんあるわけです。

全部お話しするときりがないので今回は加入率の高い生命保険を例に考えていきます。

まず生命保険は何のために入るか。答えは自分が死亡した場合に備えるためですよね。

(年金代わりに生命保険を使う話はまた別の機会に・・・)

例えば、一家の稼ぎ頭が死亡した場合、その家庭は精神面だけでなく経済的にも大打撃を受けます。この経済的打撃を軽減するために生命保険に加入し保険金を受け取る訳なんですが、、、では具体的にいくら必要なのか把握していますか?

「大いに越したことはない!」という声が聞こえてきそうですが、当然「保険金(もらうお金)」と「保険料(払うお金)」は相対関係にある訳で、たくさん貰うには、たくさん払う必要があります。だからこそ、いざという時に本当はいくらあればいいのか確認しておく必要があるのです。

ではどのように確認、計算するのか、これは各家庭の考え方に大きく左右されます。

保険金でカバーする範囲を「子供が成人するまでの教育費」にするのか「家族の3年分の生活費」にするのかそれ以上にするのか。ぜひここはご自身で、またはご家族とよくよく話し合って考えてください。

そして考え、保険金でカバーする項目を決めたら、それを具体的な金額に置き換えてみてください。最近はネットで少し調べれば教育費も生活費も簡単に計算できるようになっていますのでそこまで難しい作業ではありません。

計算しましたか?数字はどうなりましたか?既に保険に加入している方は今の保険金額と比べてみてください。同程度の金額なら問題ありませんが、あまりにも差がある場合は見直しが必要ですね。これから保険を考えるという方も是非この数字は参考にしてください。

保険料は、月々で見れば大した金額でなくても、総額にするとビックリするような額になったりします。例えば20歳に生命保険(終身、60歳まで支払い)に入った場合、保険料が3000円違えば60歳までの40年間で総額150万近い差額が生まれます。

この150万が必要以上の保険料であった場合、保険を見直すことでそれを省くことできます。そうなればこの150万を使って何ができるか考えてみてください。

保険は備えという意味では非常に有効な手段です。ですが必要以上の支払いはもったいないかもしれません。今回は生命保険を事例にしましたが、他の保険も基本的な考えは同じです。ぜひこの機会に一度保険と向き合って考えてみてくださいね。

寺前

 

最後に余談

先日保険屋さんから聞いた話ですが、お客さんを初めて訪問する際、関東は掛け金(保険料)を、関西は貰える金額(保険金)を最初に質問してくる傾向があるそうです。それぞれなんとな~く特徴出ていて面白いですね。