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知識ゼロから始める不動産投資 不動産投資は大きく分けると2種類しかない

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こんにちは、人生お役立ちブログの寺前です。

今回は不動産投資についてのお話です。人生において盤石な経済基盤を築くことは非常に大切です。不動産投資はそのための選択手段の一つとなり得ますが、動かす単価が大きいため初めての人には不安を感じる人も多いようです。また、バブル時代のイメージも不安要素の一因のようですね。(昔に比べ少し薄まりましたが)。

そこで今回は『不動産投資って興味はあるけどよくわからない、、』という方に全体の大枠を掴んでもらうためのキッカケとして『不動産投資は2種類しかない』というお話をさせて頂きます。

 

 【そもそも不動産投資ってどんなもの?】

不動産投資とは、不動産を対象とした投資。具体的には投資した不動産を他者に貸して、賃料収入などを受け取るインカムゲインと、その投資した金額以上での売却によるキャピタルゲインを期待する行為である。(Wikipediaより)

基本これが全てです。要するに不動産投資はインカムゲイン目的の投資』キャピタルゲイン目的の投資』の二種類しかないということです。

基礎中の基礎ですが、もし知らなかった人は必ず覚えてください。

 

 以下『インカムゲイン目的とキャピタルゲイン目的の投資の違いが分からない!』という方向けにザックリ説明。

・不動産におけるインカムゲイン目的の投資=賃貸(貸す)が大前提の投資

⇒貸すことが前提のため、とにかく安定して借り手が付く物件であることが重要。

 

・不動産におけるキャピタルゲイン目的の投資=売却(売る)が大前提の投資

⇒売ることが前提のため、とにかく物件価値が値上がりする物件であることが重要。

(両方の要素を満たすことを目的にした投資もありますが、結局はこの二つの組み合わせです。)

 

 【なぜ不動産投資の2種類を知っておく必要があるのか】

世の中には不動産投資に関する書籍、セミナーなど非常にたくさんありますが、基本的に『インカムゲイン目的』か『キャピタルゲイン目的』のどちらかに特化したものが大半です

2つとも不動産投資には違いありませんが、対象とする物件や戦略が全く違うため、投資の種類を知らずに闇雲に話を聞いてしまうと「みんな全然違う事を言ってる、、、誰が正しいの?」と混乱します。

よく【新築VS中古、地方VS都心、リフォームVS建替えどちらがいいか!】といったタイトルのセミナーがありますが、インカムゲイン目的かキャピタルゲイン目的かで、内容も答えも全く違ってきます。①自分はインカムゲイン目的の手法を学びたいのか、キャピタルゲイン目的の手法を学びたいのか。②今から受けようとするセミナーはどちらを目的にしたものなのか。この2つは必ずセミナーに行く前に確認する必要があります。

 

 でなければ、「A社には新築を勧められたけど、B社には絶対中古物件だと言われた、、、どちらも正しく聞こえるけど一体どちらが正解なんだ、、」と悩んでしまいます。例えるならナイフとフォークのどちらが優れてるかに時間を割いて悩むのと同じですね。『自分が何を食べたいのか=どうしたいのかによる』という訳です。目的によって正解も変わります。自分にとっての正解に悩むのは『目的を決めてから』ですね。

 

もちろん同じインカムゲイン目的のセミナーの中でもリスクの考え方などが違えば当然内容や戦略は変わる訳ですが、最低限インカムゲイン目的か、キャピタルゲイン目的か区別することができれば、不要な混乱にエネルギーを割くことがなくなります。これはセミナーに限らず書店で不動産投資の本を購入する際も同じです。

 

【まとめ】

最初にお伝えした通り、不動産投資は大きく分けると2種類しかありません。そして、どちらが優れているかという問いに正解はなく、『自分自身がどうしたいのか』を決めることが大切だということです。

 不動産投資は奥が深く、複雑な手法や情報が数多くあります。でもベースとなるのはこの2つです。そのことを頭の片隅に置いて頂き、少しでも効率的にあなたの経済基盤を築いて頂ければ嬉しい限りです。

寺前